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設備紹介(そお調剤薬局)

設備紹介(そお調剤薬局)

当薬局では、患者様が安心して薬局をご利用いただくために下記のような設備を導入しております。同時に薬局内で業務を行う職員が効率的に安心して調剤業務を行い、当薬局利用者様へのご相談等に時間がかけることができるような体制を整えております。まだ、改善の余地がある箇所も多いですが、今後随時アップデートしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

1.画像付き薬袋

薬袋にお薬の画像とお薬の効果を記載しています。
お薬の情報が文字だけだとわかりにくいですが、お薬の画像があることで飲み間違いの防止になります。

2.分包機

当薬局にはメインとサブの2台の分包機があります。
複数の分包機があることで、
・機械の不具合が起こった時、代替機での調剤体制を継続できる。
・粉薬と一包化調剤が重なった時に同時に業務を進行できる。
といったメリットがあります。
散剤調剤や一包化調剤は一般的なお薬の取り揃えと比較してもどうしても長時間お待たせしていまいます。当薬局では少しでもその待ち時間を短くできるような工夫を行っております。

3.調剤監査支援システム

散剤や水剤、軟膏剤はいったん調剤してしまうと調剤内容が外見で判別することが難しくなってしまいます。
お薬のチェックをするとき、薬剤師はお薬の被包や錠剤などに刻印されている記号などから薬剤の判別を行いますが、粉薬や水薬に関してはそういったものがないため、お薬が正しく準備できているのか確認が困難になってしまうのでは、患者様はもちろんお薬を準備する薬剤師目線でも不安があるものかと思います。
そこで当薬局では調剤監査支援システムとして【Rak-Che5】を導入いたしました。
粉薬・水薬・軟膏について「どの薬」を「どのくらいの量」秤量したかを記録に残すことができるため、調剤後のお薬チェックが確実に行うことができます。また、秤量した記録は処方せんとともに保管いたしますので、お薬交付後の確認も行うことができます。

4.軟膏混合器

軟膏やクリームの混合を行うため、当薬局では【マゼリータ】を導入しました。
マゼリータの有無で混合調剤にかかる調剤時間が大幅に軽減され、手動で練り混ぜたものに比べてなめらかできれいな仕上がりになります。

ためしに、マゼリータの有無で実際にかかる時間を比べてみました(A軟膏30g+B軟膏30g)
【マゼリータなし】(合計約12分)
軟膏秤量(約3分)→混合(手練)(約5分)→軟膏容器への詰め作業(約1分)→後片付け(約3分)
【マゼリータあり】(合計4分30秒)
軟膏秤量+軟膏容器への詰め作業(約3分)→混合(マゼリータ)(30秒)→後片付け(約1分)
と、大幅な時間短縮となります。当然、軟膏の混合する量が増えるほど、調剤にかかる時間は長くなりますが、マゼリータを使用する場合は手練りに比べて時間は一定を保つことができます。

また、手練りに比べ、マゼリータで混合させた場合は外気に触れる時間が少ないため衛生面においてもメリットがあるといえます。